ソブリンリスク ( )とは?

ソブリンリスクとは、国家への融資から生じるリスクのこと。国家のリスクであるカントリーリスクの中でも特に国家への融資から生じるリスクをソブリンリスクと呼ぶ。

融資対象の国家で、政治、経済、風土などに異変が起きるというリスクがある。例えばインフレーション債務不履行、税制の変更、外資規制、革命、内乱、ストライキなどがあげられる。一般に発展途上国ほどソブリンリスクが高くなる傾向にある。

また、国家が発行する債券をソブリン債といい、国や国際機関から保証されているものの、国家の経済状態によっては額面金額での償還が困難になることもありえる。日本でのソブリン債はソブリンリスクの高い国の債権を除外して、格付けの高い国の国債を主に扱っており、ソブリンリスクは低いと言われる。また、複数の発行体によるソブリン債を組み込んだ投資信託グローバルソブリンオープンがある。

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