MSCIワールドインデックス ( エムエスシーアイワールドインデックス )とは？

MSCIワールドインデックスとは、株価指標の一つ。モルガンスタンレーキャピタルインターナショナルが算出しており、世界中の多くの機関投資家が、株式の国際分散投資運用のベンチマークとしている。そのため、四半期ごとに実施される銘柄入れ替えの際には、大きな関心が寄せられる。

世界49カ国の主要株式で構成され、時価総額加重平均方式を採用している。毎日の時価総額を基準日の時価総額で割り算出され、1969年12月31日の時価総額が100となっている。

また、MSCI社が作成する株価指数には、為替ヘッジの有無、投資対象国の選定、バリュー、グロース株別など、様々な種類がある。

ちなみに、日本の機関投資家が外国株式投資のベンチマークとして利用する場合には、日本を除いた先進22カ国で構成される「MSCI-KOKUSAIインデックス」を使うのが一般的である。他にも、先進国に発展途上国も加えた世界のベンチマークとしては「MSCIACワールドインデックス」が使用される。

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