MACD ( マックディー,エムエーシーディー )とは?
MACDとは、株取引や為替取引でのテクニカル分析のひとつ。トレンドの転換点を示すトレンド系のチャートで、順張りの予測が立てられる。
「MACD」、「シグナル」という2本のグラフで構成されており、MACDがシグナル下から上に突き抜ければ買いシグナル、MACDがシグナルを上から下に突き抜ければ売りシグナルを表す。またMACDとシグナルの2つの値の離れ具合を「OSCI」と呼ばれる棒グラフで示されており、MACDがシグナルより下に離れていれば買いシグナル、上に離れていれば売りシグナルとなる。
MACDは現在の値段を重視した移動平均であるEMAから構成されており、長期EMAから短期EMAを引いた値がMACDとなっている。一方「シグナル」の値はMACDの移動平均で構成されている。短期EMAは12日間、長期EMAは26日間の期間を設定し、シグナルには9日間の移動平均に設定するのがポピュラーとなっている。