香港ハンセン指数 ( ほんこんハンセンしすう )とは?
香港ハンセン指数とは、アジアの代表的な株価指数のこと。
ハンセン銀行が開発し、1964年7月31日を基準(100)として、1969年からハンセンインデックスサービス社(HIS)が算出、公表している。
香港証券取引所に上場している、時価総額の約7割を占める33銘柄を対象として時価総額加重平均で算出されている。同様に計算された、金融、商工業、公共事業(公益)、不動産の各業種別指数もある。
銘柄の中には、香港企業のほかに、レッドチップ銘柄(中国資本が30%以上で、登記が中国本土以外にある企業)も含まれている。
香港ハンセン指数は、世界的にも注目度の高い指数となっており、その普遍性を保つために四半期ごとに構成銘柄の妥当性を検討している。
香港株式市場を代表する指数であることに間違いはないが、現在、香港証券取引所に上場している銘柄は1,000以上あり、そのうちの33銘柄のみを反映したものであること、また、上位数銘柄の時価総額が飛び抜けて大きいことから、数銘柄の値動きで大きく変動があることにも注意が必要である。
関連用語
- ハンセン指数 【Hong Kong Hang Seng Index】
- 銘柄
- 差金決済取引 【CFD】
- ETF 【上場投資信託】
- 株価指数 【インデックス】
- 証券会社 【securities company】
- 市場 【マーケット】
- 時価総額 【株式時価総額】
- 株式 【stock】
- 加重平均