預金限度額 ( よきんげんどがく )とは?
預金限度額とは、ゆうちょ銀行に預けられる金額の上限のこと。貯金限度額、預入限度額とも呼ばれる。通常貯金や定額貯金、定期貯金などを合わせて、1人あたり1,000万円まで預けられる。
ゆうちょ銀行は、民営化された郵政三事業のひとつである郵便貯金事業を引き継いで、2007年10月に発足した。郵便貯金事業は公共事業のための資金調達や、国民に貯蓄意識を根付かせることを目的として、1875年に開始されたが、同時に預金限度額も導入された。預金限度額は段階的に引き上げられ、1991年11月には現在の1,000万円に改められた。ゆうちょ銀行の発足後も、預金限度額は設定されたままとなっている。
2014年12月の衆議院選挙にて、自民党はゆうちょ銀行の利便性を高めるために預金限度額を見直すという政権公約を掲げ、2015年3月より預金限度額の引き上げについての議論を開始した。
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