預金残高証明書 ( よきんざんだかしょうめいしょ )とは?
預金残高証明書とは、銀行や信用金庫などの金融機関が預金者本人に対して発行する文書のこと。最新のものに限らず、特定の日付における預金の残高を証明する文書となっている。
預金残高証明書は、年度末の決算時のほか、相続時や離婚時、ワーキングホリデーや長期留学のための渡航ビザ申請時などに利用される。いずれの場合も、自らの財政能力を証明するために利用されるが、預金残高は常に変動するものであるため、外部に送付する際には有効期限が設けられる。相手方が指定した期間内に発行された預金残高証明書でなければ、効力を発揮しない。
私文書であるため、預金残高証明書の書式や書類のサイズは金融機関によって異なる。また、海外に送付することも多い書類であることから、英文での発行にも対応している。
預金残高証明書を発行するには、預金残高が米ドルに換算して3000ドル以上あることが必要である。発行には手数料がかかり、金融機関によって異なるが、300円から800円程度支払う必要がある。即日発行はできない場合が多く、発行には1週間程度かかる。