閣僚 ( かくりょう )とは?

閣僚とは、内閣を構成する大臣のこと。内閣総理大臣が組閣もしくは内閣改造によって選出する。任命権と罷免権ともに内閣総理大臣にあり、内閣総理大臣が辞職する際には国務大臣も全て辞職するため、内閣総辞職と呼ばれる。

国務大臣は14名以下、特別に必要がある場合は17名以下となっており、国務大臣の過半数が国会議員でなければならない。従って過半数以下であれば民間人も起用することができ、過去にも起用された例がある。省庁の主務大臣となるもの以外に、内閣府や内閣官房などに置かれる担当相と呼ばれる国務大臣がある。

国務大臣には2010年現在、総務大臣、法務大臣、外務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、防衛大臣、内閣官房長官、国家公安委員会委員長、内閣府特命担当大臣がある。内閣府特命担当大臣には民主党が政権ついてから新設した、国家戦略担当大臣や行政刷新担当大臣などがある。

関連用語

索引