担当相 ( たんとうしょう )とは?

担当相とは、内閣府に設置されている特命担当大臣、および内閣府以外の特命事項担当の大臣の略称のこと。

内閣府に設置されている特命担当大臣は、中央省庁再編に伴う内閣府設置法の施行によって、2001年1月6日に法制化された職位。特命担当大臣には、国務大臣が任命される。正式な表記は、「内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)」などと表記されるが、「経済財政担当大臣」と略称されることが一般的である。他には、少子化対策担当大臣、男女共同参画担当大臣などがある。

内閣府以外の特命事項担当大臣は内閣官房に設置されることが多い。緊急あるいは柔軟に対応すべき施策の対応部署を設け、国務大臣をその部署の指揮者として任命する。この場合法令改正が不要で、総理大臣の辞令・決裁だけで設置できる。この担当大臣は、郵政民営化担当大臣や海洋政策担当大臣、宇宙開発担当大臣などがある。

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