残高スライド方式 ( ざんだかスライドほうしき )とは?
残高スライド方式とは、消費者金融やクレジットカード決済の返済方法のひとつである「リボルビング払い」の一形式。毎月の借入残高に応じて返済額がスライドすることから、「残高スライド方式」と呼ばれる。たとえば、借入残高が1万円以下の場合は返済額が千円、借入残高が2万円以下の場合は返済額が2千円というように、段階的に返済額が変更する方式となっている。
リボルビング払いには、残高スライド方式のほか、定額方式と定率方式があるが、定額方式では一定額しか支払えないため、借入残高が増えると返済が終わりにくいという問題がある。また、定率方式だと借入残高が少ない時に、返済額も少なくなってしまうため、やはり返済が終わりにくくなる。残高スライド方式は、定額方式と定率方式の折衷案にあたる方式であり、元金や実質年率を同じと仮定した場合、定額方式や定率方式よりも早く返済を終わらせることが可能となっている。
残高スライド方式は、残高スライド定額方式と残高スライド定率方式に分けられ、さらに元利均等方式および元金均等方式に分類される。残高スライド定額方式は、定額方式に残高スライドを導入したもので、残高スライド定率方式は定率方式に残高スライドを導入したものである。
関連用語
- カードローン
- リボルビング払い 【リボ払い】
- キャッシング 【cashing】
- 消費者金融 【consumer loans】
- 定額方式
- 定率方式
- クレジットカード 【Credit card】
- 三井住友銀行 【SMBC】
- ヤミ金融 【闇金】
- 銀行 【bank】