歩留まり率 ( ぶどまりりつ )とは?
歩留まり率とは、製造過程において欠陥なしに製造、出荷できた割合のこと。例えば、100個の製品のうち、20個が不良品で80個が出荷できた場合、歩留まり率は80%といえる。
半導体の製造は、原理的にある確率で必ず不良品が発生してしまい、全品検査され、歩留まり率5%という製品もある。この場合、非常に高価な商品となる。よって、歩留まり率はメーカーの利益に直結し、製造技術の改善などによって歩留まり率を大きく高めることができた場合などはニュースとして取り上げられることもある。
他にも、飲食店の歩留り率は、仕入れたマグロ1匹のうち、解体し、廃棄される部分以外で、食材のひとつとなって商品になる部分の率などが歩留まり率(食材の歩留まり率)となる。