預金歩留まり率 ( よきんぶどまりりつ )とは?
預金歩留まり率とは、元の預金のうち、引き出されずに銀行に歩留まる預金の割合のこと。口座からお金を引き出して残金がなくなっていくと、率は下がっていくことになる。
預金歩留まり率をμ(ミュー)で示し、引き出されたお金を現金C、引き出されずに銀行に歩留まっている預金をDとすると、次の式で表すことができる。預金歩留まり率(μ)=預金(D)/(現金C+預金D)。また、現金の割合を示す現金預金比率(α)とは、法定準備率をβとして、μ=1/(α+β)という関係が成り立つ。
現金預金比率と預金歩留まり率は、どちらも現金と預金の割合を表すものであるが、預金歩留まり率(μ)は「預金の割合」を、現金預金比率(α)は「現金の割合」を示すことができる。
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