機械装置 ( きかいそうち )とは？
機械装置とは、建設や工作、運搬などで使用する動力設備のこと。また、企業会計上、バランスシート(貸借対照表)で使用される勘定科目の、固定資産の部の仕訳のひとつでもある。工場や建設現場で使用される動力で動く製造設備や建設機械を10万円以上で購入した際、その取得原価を機械・装置の勘定科目に計上する。ただし、パソコンや医療機器は機械装置の勘定科目ではなく、器具備品の勘定科目を使用する。税法上、運賃や据付費など実際に使用、稼動するまでにかかった付随費用や、試運転費用、税金や保険、また、借入金をした場合の利子なども取得原価に含まれる。また、有形固定資産にあたるため、減価償却資産に該当する。取得したものが一定の機械装置である場合、特別償却や税額控除など有利な適用を受けることができる場合がある。