概算要求 ( がいさんようきゅう )とは?

概算要求とは、政府の各省庁が例年8月末までに、財務省へ提出する次年度の予算要求のこと。歳入歳出、継続費、繰越明許費、国庫債務負担行為の見積書から成り、次年度に実行される施策とその必要経費が記されている。

予算の規模が過度なものになることや、安易な予算要求を避けるために7月末頃に閣議で概算要求の限度額が決定される。これを「シーリング」や「概算要求基準」と呼び、各省庁が要求する予算の目安となる。財務省は、9月から12月にかけて提出官庁の説明を聞き、査定を行う。

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