株主資本等変動計算書 ( かぶぬししほんとうへんどうけいさんしょ )とは?
株主資本等変動計算書とは、株式会社の各純資産の期首残高が、期中変動を経て期末残高に至るまでの過程を明らかにするための計算書のこと。会社法の改正に伴い、株主資本等変動計算書の導入が義務付けられた。
株主資本等変動計算書が導入されたのは、近年の会計基準の新設や改正に伴い、貸借対照表の純資産に計上される項目が多様化していること、純資産の部の変動要因が増加していることが背景となっている。
株主資本等変動計算書の表示区分は、貸借対照表の純資産の表示区分と同様になり、株主資本の部に資本金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式を表示し、さらに評価、換算差額等、新株予約権を表示する。表示形式は原則として純資産項目を横に並べて表示することになっている。