景気底打ち ( けいきそこうち )とは?
景気底打ちとは、不況に陥っていた景気が、回復へ転じること。景気は好景気と不景気を一定の周期で繰り返しており、景気の天井と景気の底が交互に訪れている。景気動向指数に基づきながら内閣府が取りまとめる月例経済報告や日銀の景気判断で宣言される。その後の回復の度合いにより、V字回復、L字回復、W字回復などの種類がある。V字回復は不況に陥っていた景気が急激に回復すること。L字回復は景気が底を打ったものの、V字のように急激な回復ではなく横ばいの状況が続くこと。W字回復は景気が底を打ち一旦は回復に向かったものの、再び後退し二番底を迎えること。