底打ち ( そこうち )とは?
底打ちとは、株価や為替価格などの下降が止まり、上昇へ転じること。景気の後退から回復へ転じるときにも使われることば。一度底値をつけ、それ以降は上昇へ向かう事もあるが、再び下降して同じ水準の安値を何度か迎えることもあり、2度底値を迎えることを二番底、3度底値を迎えることを三番底という。
二番底や三番底などの底値同士をチャート上で水平に結んだ線をサポートラインと言い、相場でのひとつの基準価格となり、その価格を下回りにくい傾向にある。サポートラインを下回る時は相場に大きなエネルギーが働いていることを意味し、それ以降大幅に値を下げる可能性がある。
反対に、上げ相場のピークの中でも最も高い水準でつけた高値のことを大天井、2番目の高値水準を二番天井、3番目の高値水準を三番天井という。