日経国際商品指数 ( にっけいこくさいしょうひんしすう )とは?
日経国際商品指数とは、日本経済新聞社が開発した国際商品指数で、国際経済の動向を受ける主要商品の市況を反映している。100となる基準時は1980年の平均。1985年4月から算出されている。
構成品目は14でOECDの輸入統計をベースとして、それぞれのデータに異なる重みをつけてから平均値を算出する「加重幾何平均法」を採用している。また指数はドルベースに換算されおり、ロンドン、ニューヨーク、シガゴ、シンガポールの各市場のドルベースでの国際商品相場を全体的に捉えるのに便利である。
ナフサ、重油、ガスオイルの石油関連3品目の占める比率が高いため、石油市況に大きく影響される指数となっている。
ちなみに14の構成品目は、ナフサ、重油、ガスオイル、大豆、小麦、トウモロコシ、砂糖、コーヒー、綿花、天然ゴム、金、銀、銅、アルミニウムである。
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