復配 ( ふくはい )とは?
復配とは、業績が徐々に好転し無配であった企業が、利益が出るようになり、配当を再開し、有配になること。業績が低迷し、利益がでない企業では株主へ配当金を渡せない「無配」の状態になってしまう。無配株は市場でも売られる方が多くなり低迷の一途をたどるが、業績が回復し、利益が出るようになると配当が再開される。このことを「復配」という。復配ができた企業の株価は、その時点では割安なことが多いが、いったん注目を浴びると株価の大きな上昇を見せることがあったり、徐々に上昇傾向となることが多いので、我慢した株主が報われることもある。割安でこれから伸びる企業の株を購入しようと、復配企業に注目する投資家も多い。また、大企業でも無配、復配の可能性は大いにあり、3年以上無配の大企業も存在する。