店頭市場 ( てんとうしじょう )とは?

店頭市場とは、証券取引のうち、取引所を通さない取引するシステムのこと。証券会社、金融機関などの店頭で取引をするものが代表的な店頭市場となっている。取引される株は、証券取引所上場されていない株となっており、これを店頭株と呼ぶ。

米国のナスダックが代表的な店頭市場で、日本でもジャスダックが店頭市場の形態をとっていたが、2004年に店頭市場という方式を廃止し、ジャスダック証券取引所となっている。これにより日本には店頭市場が存在しなくなったが、米国ではナスダックが店頭市場として有力な市場となっており、ニューヨーク証券取引所と肩を並べる存在になっている。

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