寄付金税制 ( きふきんぜいせい )とは?
寄付金税制とは、個人や法人の寄付金について、所得控除・税額控除や損金算入が認められていること。寄付の対象、所得税・法人税といった税制区分の違いによって、どれが適用されるかが定められている。国又は地方公共団体に対するものや、特定公益増進法人に対する寄付金 、認定NPO法人に対する寄付金、政治活動に関する寄付金などに適用される。適用に際しては、申告書など所定の書類を提出していることが必要である。これまでは公益法人の定義が不明確であったが、公益法人制度改革に伴って法人の設立と公益性の判断の過程が分離され、より明確で統一的な基準をもとに判断されるようになった。