埋蔵金 ( まいぞうきん )とは?

埋蔵金とは、隠された財宝のこと。徳川埋蔵金に代表される文字通りの隠し財産を指す場合と、比喩で政府の各省庁が管理している特別会計のことを指す場合がある。

国家予算には国の基本政策に使われる一般会計と道路整備などの特定の事業に使われる特別会計があり、特別会計は使途が明確に決まっている一般会計とは独立している。特別会計が埋蔵金と呼ばれる背景には、財源や使い道が各省庁に委ねられており、運用利益をあげる一方で、国会で審議されない為に実態が分かりづらいため。国の特別会計は以下の3種類から構成されている。特定の事業をおこなう場合に設置される「事業特別会計」。特定の資金を保有してその運用を行う場合に設置される「資金特別会計」。他の会計と区分する必要がある場合に設置される「区分経理特別会計」。

特別会計の積立金剰余金は数十兆円もあるとも言われている。

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