地方銀行 ( ちほうぎんこう )とは?

地方銀行とは、各都道府県に本店を置いていて、各地方を中心に営業を展開している普通銀行のこと。社団法人全国地方銀行協会に正会員として加盟している地方銀行は64行(2008年)。全国津々浦々に約7,400以上の店舗、約35,000以上のCDATMを配置し、本店所在の都道府県を中心とした地域に稠密な支店網を張り巡らせている。

取引対象は、個人や地域の中堅、中小企業など。小口取引を主体として多様な金融ニーズに対応している。資金量は全金融機関の1割程度といわれている。地方銀行とは別に、第二地方銀行があり、こちらは相互銀行が普通銀行へ転換してできた地方銀行のことで、44行(2009年)ある。社団法人全国地方銀行協会では、会員銀行に共通する問題に対処するため、協調、提携により全国的な金融ネットワーク網を形成。会員銀行の役職員に対する各種研修を企画、実施することや、各種月例会議の開催、また、地方銀行の共同事業である全国カードサービス(ACS)の管理、運営などを行っている。

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