営業外支払手形 ( えいぎょうがいしはらいてがた )とは？
営業外支払手形とは、企業会計上のバランスシート(貸借対照表)で使用される勘定科目の、流動負債の部の仕訳のひとつ。設備の建設や機械など固定資産の購入や、有価証券の購入、備品の購入など、主たる営業活動以外の活動において、現金で支払わずに手形を出した場合の手形債務を、営業外支払手形の勘定科目へ計上する。商品の仕入代金など、主たる営業活動で生じる(振出す)手形
債務は、同じ流動負債の部の支払手形の勘定科目を使用する。営業外支払手形とは逆に、固定資産の売却などで受け取った手形については、流動資産の部の営業外受取手形の勘定科目を使用する。手形によって支払った(手形を振出した)場合、約束の期日までに決済できない(現金を用意できない)場合には不渡りとなり、不渡りを2回出してしまうとルールとして倒産となるので要注意。