兜町 ( かぶとちょう )とは?

兜町とは、株式の市場用語で、日本における株式取引の中心地のこと。日本での政治の中心地を「永田町」、行政の中心地を「霞が関」などというのと同じように、東京都中央区日本橋兜町は、東京証券取引所を中心に、大小の証券会社の本店や支店が集中し証券街をなしているため、兜町は株式市場の代名詞となっている。また、川をはさんで兜町の隣町となる蛎殻町は、商品市場の代名詞となっている。海外でも、金融の中心地は特有の名称で呼ばれることが多く、ロンドン証券取引所周辺はシティー、ニューヨーク証券取引所周辺はウォール街などと呼ばれている。日本では兜町の他に、名古屋証券取引所周辺のことを伊勢町、大阪証券取引所周辺のことを北浜と呼んでいる。

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