レポ取引 ( レポとりひき )とは?
レポ取引とは、日本では、現金担保付債券貸借市場 として1988年5月にスタートした現金担保付きの債券貸借取引のこと。1996年には改善もされ、さらに1998年からは株券レポ取引もスタートしている。当事者の一方が他方に債券を貸出し、見返りに担保金を受入れ、一定期間経過後にこの債券と同種同量のものの返還を受けて、担保金を返却する取引である。
もとは、米国で発生して巨大なマーケットに成長している買戻し(Repurchase:リパーチェス) 条件付取引に由来している。よって、海外のレポ取引と日本版レポ取引とは区別されている。担保金金利-債券貸借料はレポ-レートという。借り手はトレーディング決済に必要な債券を調達すること、貸し手は債券の品貸料と、受け入れた担保金の運用益の獲得を目的とした取引といえる。また、レポ取引は、GC取引とSC取引に区別される。
関連用語
- 債券
- 市場 【マーケット】
- 売り現先 【買戻し条件付売買】
- 公開市場操作 【オペ】
- 資金
- 短期金融市場 【short-term money market】
- マージンコール
- 割引短期国債 【TB】
- 銘柄
- 金融機関 【banking facility】