ダウ式平均株価 ( ダウしきへいきんかぶか )とは?
ダウ式平均株価とは、米国のダウジョーンズ社によって開発された株式指標の平均方法、もしくはこの平均方法によって算出された株価のこと。株式分割による権利落ちなど、特殊な株価の変動を考慮して算出されるものとなっている。
株式指標に組み込まれている銘柄が株式分割をすれば、株数は増える一方、株価が下がることになる。このような株式分割が株式指標の連続性に影響しないために、除数を変化させるという方法をとっている。
例えば200円、400円、600円の株価をもつ株があり、このとき平均は(200+400+600)÷3=400となる。600円の株が1:2の株式分割をしたとすると、(200+400+300)÷400=2.25となり、除数が2.25と変化する。
ダウ式平均は全ての種類のダウ平均株価や日経平均株価、日経500平均などの株式指数に広く用いられる平均方法となっている。
関連用語
- ダウジョーンズ 【Dow Jones & Company, Inc.】
- 銘柄
- ダウ平均株価 【DJIA】
- 日経平均株価 【日経225】
- 米国株 【アメリカ株】
- NISA 【少額投資非課税制度】
- ETF 【上場投資信託】
- 終値
- 権利落ち
- ダウ工業株30種平均