キャピタルゲイン課税 ( キャピタルゲインかぜい )とは?

キャピタルゲイン課税とは、株式や土地などの資産を売却することで得たキャピタルゲインにかかる税金のこと。キャピタルゲイン課税は売却益を20万円以上得た場合に、確定申告をして納める義務が生じる。税率は2010年時点、売却益の20%となっている。

株式の場合、証券会社が一般口座と特定口座を設けており、特定口座の場合は年間の取引記録を証券会社が記録している。特定口座の中でも源泉徴収ありを選択していれば納税までを代行してもらえる。特定口座の源泉徴収なしを選んだ場合や、一般口座の場合は確定申告をする必要がある。源泉徴収のある特定口座は確定申告の煩雑さを省ける反面、1年間のトータルで売却益が20万円に満たなかった場合でも、売却益が出るごとに税金を納めることになるというデメリットがある。

損失を出した場合、キャピタルゲイン課税はなされないが、確定申告をすることで、損失を翌年に繰り越すことがきできる。繰り越された損失は翌年キャピタルゲインを得た場合に相殺することができるため、節税につながる可能性がある。

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