オフバランス効果 ( オフバランスこうか )とは?
オフバランス効果とは、オフバランス効果とは、企業の資産や負債を記した貸借対照表(バランスシート)に記載されない、つまり影響を与えずに取引できる効果のこと。たとえばある企業が先物取引で株式や社債を購入した場合、その時点では支払い前のため貸借対照表には記載されていない。よって巨額の信用取引を行っている企業の決算書を見て、健全な経営を行っているように判断しても、ある日突然破綻してしまうという可能性も生じる。オフバランスには、総資産利益率(ROE)等の財務上の指標をあげるという効果がある。不動産の証券化により、その不動産を供出する企業は、事業運営に不動産を活用しながら貸借対照表から外すことができる。このように財務状態の改善を目的として証券化が行われる。また、不動産を証券化する際用意した資金は、貸借対照表に負債として計上されない。
関連用語
- リース 【leasing】
- ファイナンスリース
- オペレーティングリース
- 計上
- 費用 【コスト】
- 資産 【アセット】
- オフバランス取引 【off-balance transaction】
- 証券化 【資産の流動化】
- オンバランス
- 利益