インフレギャップ ( )とは?

インフレギャップとは、需要が、商品やサービスの供給を上回り、生産が追いつかない状態のこと。インフレギャップでは品不足になり、通貨量が増え、インフレに陥りやすい。反対に供給過剰になって売れ残りが生じ、通貨量が減ることでデフレギャップが起こり、デフレに陥りやすい。

デフレギャップ、インフレギャップのどちらの場合でも経済活動衰退の原因となる可能性があるため、中央銀行が市場に出回る通貨量を調節することで対策をしている。デフレギャップの時は通貨量を増やし、インフレギャップの時は通貨を減少させて、物価の安定を図っている。

日本ではバブルが崩壊した1990年代前半から継続的にデフレギャップに陥っているとされる。デフレギャップに陥る原因のひとつは、少子高齢化により人口が減少していることにある。

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