HV ( )とは?

HVとは、主に環境対策を目的に、動力源を2つ以上搭載している自動車のこと。現在普及しているものはガソリンエンジンと電気モーターを動力源に持つ車。極めて低燃費で低排出ガスであることから環境負荷の低いエコカーとして注目を浴びている。

走行時はエンジン車のような騒音が出ず、静かに走るのが利点である半面、歩行者の注意を引きにくく危険と見る向きもあり、今後の対策が待たれている。

市場に投入されたのは1997年のトヨタ自動車「プリウス」が初めて。従来通りガソリンスタンドでの給油のみで走ることができ、新たなインフラ整備の必要がないこともあり、普及が進んだ。

本田技研工業も1999年に「インサイト」を販売。2009年の2代目ではコストダウンに成功し、ハイブリッド車の高値なイメージを打ち破った。

エコカー減税による優遇制度の後押しもあり、2009年の6月の月間自動車台数ではプリウスが首位を獲得した。

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