行動ファイナンス ( こうどうファイナンス )とは?
行動ファイナンスとは、ファイナンスと心理学の融合を試みた研究分野のこと。投資家の意思決定プロセスに焦点を当てたファイナンス理論である。伝統的なファイナンス理論においては、人間は合理的であると考えられてきた。すなわち、人間は投資意思決定を行うに当たり、そのとき利用できる全ての情報を適切に用いて、とりうる選択肢の中から自らにとって最も効用の高いものを選ぶとされている。しかし、実際にはこのような考え方とは整合的でない現象が観察されている。これに対し、投資家の意思決定は必ずしも合理的なものではないという前提に立って、投資家の行動や金融市場の価格形成を観察・分析しようとするのが行動ファイナンスである。
関連用語
- 投資家 【invester】
- トレンド 【傾向】
- アノマリー
- ファイナンス 【finance】
- 市場 【マーケット】
- リスクプレミアム
- 投資 【investment】
- チャート分析
- 資産運用
- NISA 【少額投資非課税制度】