社会基盤 ( しゃかいきばん )とは?

社会基盤とは、国民が安心・安全で豊かな生活を営むために、社会が内包するリスクを軽減したり、利便性を追求したりして整備した仕組みのこと。インフラ。対象は国土の管理・保全や、交通・輸送システム、ユニバーサルデザインや防災、情報セキュリティなど多岐にわたり、国民生活と密接な関連を有している。これにあたる財は市場による供給だけでは不十分であることが多々あり、国や地方自治体公共事業として行うことが多い。この整備に際し新たな雇用が創出されたり、当該地域の経済が活性化されるなど、インフラ整備そのものの効果だけでなく二次的なメリットも期待できる。しかし、整備後にも維持コストがかかることや、住民との利害が対立するケースもあること、また、インフラ整備に関係する業界などが、政治家や公務員などと癒着して官製談合が起こるなど、問題が起こることもある。

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