短期金利 ( たんききんり )とは?
短期金利とは、お金の貸し借りの期間が1年未満である金利のこと。通常、その期間が1年より長いものを「長期金利」、短いものを「短期金利」という。ただし、一般的には数日から数か月程度の短期間の金利を指すことが多い。
代表的な例としては、政策金利である「無担保コールレート翌日物」や「CD(譲渡性預金証書)3カ月物」などの金利がある。
短期金利は償還期間が短いため、流動性が高く、利率も激しく変動するという特徴がある。また世界中の多くの国において、中央銀行が行う金融政策の操作目標となっている。そのため短期金利には、政策金利として中央銀行がコントロールするという面もある。
日本においても、日本銀行が「無担保コールレート翌日物」を政策金利とし、それを一定水準へ誘導することを金融政策の操作目標として、景気の調節を行っている。
関連用語
- 長期金利
- 金利 【money rate】
- マイナス金利
- 政策金利
- 債券
- FFレート 【フェデラルファンド金利】
- 無担保コール翌日物
- 金融緩和
- イールドカーブ 【利回り曲線】
- マネタリーベース 【monetary base】