短期借入金 ( たんきかりいれきん )とは?

短期借入金とは、3ヶ月や6ヶ月など、1年以内に返済する借入金のこと。短期借入金が増えるということは、自転車操業であることが多い。企業会計上では、バランスシート(貸借対照表)で使用される勘定科目の、流動負債の部の仕訳のひとつ。決算期後1年以内に返済期限の到来する銀行や関連企業からの借入金や、決算日にある当座貸越や証書借入、手形借入を計上する。また、株主や役員従業員からの借入金も計上する。借入金には利息の支払いもあるので要注意。短期借入金は、商品の仕入れ代金を金融機関から借りて支払い、商品の売り上げで借りた資金を返済する場合など、短期間の資金繰りの場合に使用する。季節的な理由で資金が必要な場合などが多い。5年、10年など1年を超える長い期間で返済する借入金の場合には、固定負債の部の長期借入金の勘定科目を使用する。

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