省エネ住宅ポイント制度 ( しょうエネじゅうたくポイントせいど )とは？
省エネ住宅ポイント制度とは、省エネ性能が高い住宅の新築やリフォームを行った場合にポイントが発行され、商品券や地域の特産物などと交換できる制度のこと。省エネ住宅の普及を図るとともに、住宅市場を活性化させるために、2014年度補正予算によって創設された。
「省エネ法」が定める基準を満たす省エネ住宅を新築したときや、すでに完成済みの省エネ住宅を購入したとき、窓や外壁の断熱改修といったエコリフォームを実施したときが対象となる。新築の場合、最大30万ポイントが付与され、1ポイント=約1円で商品券などと交換できる。2014年12月27日以降に工事請負契約を交わした物件が対象となり、ポイント発行の申請受付は2015年3月10日より開始された。
省エネ住宅に関するポイント制度としては、2010年3月より実施された「住宅エコポイント」、2012年1月より実施された「復興支援住宅エコポイント」に続く第3弾となる。従来制度とのおもな違いは、完成済み省エネ住宅の購入も対象になったことである。また、太陽熱利用システムや節水型トイレ、高断熱浴槽などのエコ住宅設備を3種類以上導入することでもエコリフォームとして認められ、ポイント発行の対象となった。