特需 ( とくじゅ )とは?

特需とは、ある社会的な出来事によって、急激に需要、消費が伸び、経済が活性化すること。特需が原因となって好景気に向かわせる例もある。例えば1950年に始まった朝鮮戦争で、日本は米軍の物資調達の拠点となったことから、軍需産業などで多大な利益を得ることになった。これを朝鮮特需という。朝鮮特需が景気回復を後押しし、神武景気につながっていった。

ほかにも特に気温が高い夏に、クーラー、ビールなど暑さ対策に関連する商品やサービスの消費が伸びる猛暑特需、国際会計基準の導入がもたらすIFRS特需など、さまざまな特需がある。

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