欧州復興開発銀行 ( おうしゅうふっこうかいはつぎんこう )とは?

欧州復興開発銀行とは、1989年のベルリンの壁崩壊で加速化された中東欧諸国また旧ソ連における、民主主義、市場経済への移行を支援するため、1991年に設立された国際金融機関のこと。

市場経済移行諸国への進出、貿易・投資の促進を支援する。加盟国は欧州共同体諸国、アメリカ、日本、旧ソ連・東欧諸国など40カ国、2国際機関。本部はロンドン。

日本は設立当初からの加盟国でアメリカに次ぐ第二の出資大国となっている。また、加盟するにあたり、「欧州復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律」が1991年に公布されている

。欧州復興開発銀行は、公共部門への投融資は全体の40%以下におさえることを目標に、民間部門に対する商業ベースの投融資、技術支援などが主な業務である。

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