アジア開発銀行 ( アジアかいはつぎんこう )とは?

アジア開発銀行とは、アジア太平洋地域の経済成長と協力を促進し、発展途上国向けにその開発資金などを融資するために設立された地域経済開発金融機関のこと。貧困の撲滅、経済成長の支援、開発プロジェクトの策定、人材開発、環境保護などを事業目的とし、1966年の東京総会で設立された。1999年からは貧困削減に業務の主眼を置くようになっている。

本部はフィリピンのマニラで、2005年9月20日現在の加盟国は、最大の出資国である日本を含めアジア・オセアニア域内46か国、アメリカ、イギリスなど域外18か国の合わせて64か国。借入国ではインド、パキスタン、中国などが上位を占めている。

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