未払費用 ( みばらいひよう )とは?
未払費用とは、企業会計上、バランスシート(貸借対照表)で使用される勘定科目の、流動負債の部の仕訳のひとつ。一定の契約に基づいて、継続して役務の提供を受けるもののうち、すでに役務の提供は受けているが、代金の支払いが終わってないものを計上する。ポイントは単発経費ではないこと。契約によって毎月同じように発生する経費を仕訳する。未払費用の具体例としては、従業員の給料や水道光熱費、リース料、賃借料、社会保険料、支払利息、固定資産税などである。決算月の未払給料を未払費用へ計上した場合、次の決算期にはその分を給与手当勘定に振り戻す必要がある。事務用品などの単発的な購入費用の未払額などは、流動負債の部の未払金の勘定科目を使用する。