日本政策金融公庫 ( にほんせいさくきんゆうこうこ )とは?
日本政策金融公庫とは、庶民金庫および恩給金庫の業務を継承し、国民金融公庫法に基づいて、1949年に設立された政府系金融機関のこと。略称は1999年に環境衛生金融公庫と統合され、国民生活金融公庫となり、2008年には株式会社日本政策金融公庫に統合されて現在に至っている。一般の金融機関から融資を受けることを困難とする国民・企業に対して融資を行い、政府の政策金融機関として、経済危機対応の融資業務であるセーフティネット貸付も行っている。全国に152支店あり、国民生活事業、中小企業事業、農林水産事業、国際協力銀行の事業にわかれて融資制度を行っている。例えば、国民生活事業では、小規模企業向けの小口資金や教育ローンなどを取り扱い、中小企業向けの長期事業資金、農林漁業や食品産業向けの事業資金などの融資を行っている。また、保証人や担保(不動産、有価証券など)については、相談することができる。
関連用語
- 金融機関 【banking facility】
- 融資 【finance loan】
- 会社設立
- 政府系金融機関 【政策金融機関】
- 事業
- 農林漁業金融公庫 【AFC】
- 創業 【起業】
- 商工中金 【商工組合中央金庫】
- 銀行 【bank】
- ノンバンク 【nonbank】