強弱観 ( きょうじゃくかん )とは?

強弱観とは、株式の市場用語で、相場の先行きに対する見方のこと。相場観や、相場見通しともいわれる。相場の先行きを「強い」(値上がりする)とみるか、「弱い」(値下がりする)とみるかという見方のこと。強弱観で、強い(値上がりする)と見ることを強気、弱い(値下がりする)と見ることを弱気という。また、相場の先行きを「強気」とみた人のことを「強気筋」、「弱気」とみた人のことを「弱気筋」ともいう。強気の見方と弱気の見方とが対立している状態のことは、「強弱観が対立」といわれる。また、同じ相場を見ても、相場観が異なることを「強弱観が分かれる」という。相場全般に関して、また個別銘柄や特定業種などについても強弱観は用いられる。

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