子育て応援特別手当 ( こそだておうえんとくべつてあて )とは?
子育て応援特別手当とは、日本の経済対策のひとつ。厳しい経済情勢において、多子世帯の子育て負担に対する配慮として、小学校就学前3年間に属する児童について、1人当たり3万6000円が現金支給される制度のこと。申請後、支給対象となる子が属する世帯の世帯主に支給される。
所得制限については、市町村がそれぞれの実情に応じて判断することになっており、所得制限を設ける場合は、定額給付金と同様1,800万円を下限とし、所得制限の判定は世帯主の個人所得により判定する(世帯合算はしない)としている。
2008年度補正予算で3〜5歳の第2子以降に支給されたのが始まりで、時限的な措置で支給は年1回。全額国庫負担となっており、厚生労働省の管轄になっている。
2009年度補正予算では第1子にも支給されるように拡大していたが、2009年度の子育て応援特別手当については、より充実した新しい子ども手当の創設などのため、厚生労働大臣によって事業が執行停止となっている。