地域再生ファンド ( ちいきさいせいファンド )とは?
地域再生ファンドとは、負債を抱える地域で、地域の再生や産業の活性化、企業の再建を目指して共同出資して興された共同出資ファンドのこと。対象企業の債券の買い取りを中心に、投資と経営支援を行う。地域金融機関や政府系機関、地方自治体などが出資して設立する。金融機関の協力が十分に得られず、投資案件が増えないなどの課題もあったが、2003年に金融庁が公表した「リレーションシップ-バンキングの機能強化に関するアクションプログラム」により、地域金融機関に対してファンドなどを通じた企業再生の取り組みを促したため、不良債権処理に積極的に活用されるようになった。