取引的動機 ( とりひきてきどうき )とは?
取引的動機とは、ケインズによって提唱された経済学用語で、消費者による貨幣需要のひとつ。消費者が財やサービスを購入するために、日常の手段として貨幣を保有すること。貨幣需要には取引的動機以外に、不測の事態に備えて貨幣を保有する予備的動機、資産として貨幣を保有する投機的動機がある。
国民所得が増えると、消費者の取引的動機および予備的動機が増し、貨幣需要が全体として伸びる。
関連用語
- 流動性の罠
- 貨幣需要
- 投機的動機 【資産保有需要】
- 市場 【マーケット】
- 製品
- 予備的動機
- 国民所得 【national income】
- チャネル 【Channel】
- ロット 【lot】
- 金利 【money rate】