内需関連株 ( ないじゅかんれんかぶ )とは？

内需関連株とは、国内の需要が高まると利益の上がる企業の銘柄のこと。国内でモノやサービスを提供し、国内の需要動向が業績に大きな影響を与える事業を営む上場企業が公開している株式を指す。

内需とは、国内需要、消費のことで、内需拡大に大きく関わる業種は、事業基盤が国内にある陸運、建設、不動産、通信、小売、銀行などとなっている。景気回復策や円高などを材料に買われる傾向にある。対義語は輸出関連株、または外需関連株で、外需関連株は海外景気の好調や円安で利益の上がる企業の銘柄を指す。

国内資源の乏しい日本経済は、輸出産業中心に発展してきたが、輸出産業は為替レートによる影響が大きく、円高の時に利益が増え、円安の時に利益が減る。一方、輸出入に関係のない産業に関しては為替レートの影響を受けないという特長がある。

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