住宅総合保険 ( じゅうたくそうごうほけん )とは？
住宅総合保険とは、住宅火災保険よりも補償範囲を広げた保険で、火災保険のひとつ。住宅家屋を対象にしたもので、住宅火災保険の補償に加え、台風や暴風雨による水害・水漏れ、盗難、持ち出し家財、物体の飛来・落下・衝突・倒壊、騒擾や騒擾に類似の暴力行為などの損害に対しても補償される。ただし地震や津波、噴火などの天災を直接的・間接的な原因とする損害や、契約者や被保険者の故意による損害などに対しては補償されない。保険料は掛け捨てで、建物が鉄筋コンクリートか木造かということや、所在地によっても変わってくる。また保険金額は保険価額を上限に任意に設定できる。保険期間は原則として1年であるが、保険会社によって短期契約や長期契約も可能である。この保険は住んでいる地域や構造によって保険料が変わってくるという特殊な保険であるため、あらかじめ保険会社に問い合わせるなどして内容を確認することが大事である。また交通事故などの補償がセットになったものや、さらに補償の幅を広げた保険もある。