仕入割引 ( しいれわりびき )とは?

仕入割引とは、企業会計上、損益計算書で使用される勘定科目の、営業外収益の部の仕訳のひとつ。買掛の支払いを支払い期日前に払ったことによる仕入代価の割引代金などを仕入割引の勘定科目へ計上する。仕入割引の計上は、代金の決済があった時に行われる。ただし実務上、仕入値引きとの区分が困難な場合も多々あるので要注意。また仕入に対する対価の返還と考えるため、その仕入取引が課税取引であれば仕入割引も課税取引となる。

計上方法の例としては、買掛金100,000円を決済の1ヶ月前に現金で支払ったため5%の割引を受けた場合、左側の借方には買掛金100,000円を計上し、右側の貸方には現金95,000円と、仕入割引5,000円の2項目を計上する。

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