予定納税 ( よていのうぜい )とは?

予定納税とは、所得税法人税などを期の途中で納付する制度のこと。

所得税の予定納税は、その年の5月15日現在に確定している前年分の所得金額や税額などを基に計算した予定納税基準額が15万円以上である場合、その年の所得税の一部としてあらかじめ納付するという制度。

法人の予定納税は一事業年度が6ヵ月以上である場合に、その事業年度の中間から2か月以内に中間申告書を提出し、その申告税額を納付する制度となっている。例えば3月決算の会社であれば11月末までに提出することになる。納税額は前期の実績による申告と仮決算した場合の申告、どちらか低い方を選ぶことができる。前期の実績による申告による納税額が10万円以下となった場合は、予定納税をする必要がない。また、新設法人の第1期目に関しても予定納税は必要ない。

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