一般歳出 ( いっぱんさいしゅつ )とは?
一般歳出とは、国や地方公共団体の一般会計の歳出は、主に政策経費や国債費などがあるが、一般歳出とは、国や地方公共団体の一般会計歳出から、国債費と地方交付税交付金などを除いた額のこと。
一般会計は、最も基本的な経費の収支を扱う会計で、目的を限定せずに、国などが一般行政を進めるための主要な経費のことであるが、その収入や支出については、4月1日から翌年3月31日までの会計年度で計算され、この1年間の収入を一般会計歳入、支出を一般会計歳出という。
一般歳出の約7割は、社会保障関係費(年金・医療・福祉など)や公共事業関係費、文教及び科学振興費が占めている。また、一般歳出は、景気や経済の状況に応じて、政府の裁量で内容や規模が決められる費用であることから、政策的経費と呼ばれている。