一目均衡表 ( いちもくきんこうひょう )とは?
一目均衡表とは、株価や為替取引の動きをグラフであらわしたチャートの中で、株価の均衡状態を捉えるチャートとして日本を代表するもの。 時間や月日の経過を横軸に取り、右側にチャートを伸ばしていく時系列チャートのひとつ。ペンネーム一目山人という日本人が、たくさんのスタッフと約7年の歳月をかけて作り上げられた。相場の主体は時間にあり、価格はその結果としてついてくるという時間論、波動論、水準論の3つ考えが基になっている相場分析手法である。グラフはローソク足と5つの折れ線グラフで構成されている。5つの折れ線グラフとは、その日を含め、過去26日間の最高値と最安値のみを取り出した単純平均で、相場の大勢方向を示す転換線、その日を含め過去9日間の最高値と最安値の単純平均を結んだ基準線、基準線と転換線の中値を26日先行させて表示する先行スパン1、過去52日間の最高値と最安値を単純平均し、26日先行させたものを結んだ先行スパン2、その日の終値を26日遅行させた遅行スパンである。一目均衡表は、スピードが命のデイトレードなどで利用することもできる。